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ウェブアニメーション大百科 GIFアニメからFlashまで
評価
内容評価   ☆☆☆☆☆
価値評価   ☆☆☆
技術評価   ☆☆☆☆
分かりやすさ ☆☆

概要
周辺文化研究家こと、ばるぼらさんの新作
これまで各所で発表されてきた膨大な量のFlashやGIFアニメを
オールカラーの美麗な作品のキャプチャ画像と共にレビューしている

これだけでもかなり惹かれるのだが、
本文中に収録されたFlash作家さん達へのインタビューも興味深いものがあり
(個人的にはぴろぴとさんのをお勧めしておく)、Webアニメを作ることは仕事か、
それとも趣味か、という質問項目は、作家それぞれにおいて現実や夢の境目を露骨に浮き彫りにしており、おもしろい
ここで駄目押しの一撃を加えるなら、
かーずSP管理人、かーずさんと「サルまん」でもおなじみの竹熊さんが、
それぞれ別々にばるぼらさんと対談しているコラムを推しておく、
かーずさんのFlash板誕生秘話や、おたくカミングアウト発言
あの話題作品は最初どのような取り上げられ方だったのか等など、
Flash作品の歴史を知る上で重要な、当時の裏話を語っている姿は読者としても興味を尽きずに読める重要なスパイスだ
変わって竹熊さんとの対談では、過去のWebアニメのあり方や将来の展望を
それぞれのお勧め作品を持ち寄って、それぞれに評価をしながら語ってゆく、
Webアニメの歴史において極めて重要になるであろう対談となっている

この本は今現在、美術系のことに携わっている人達だけでなく、
もっと多くの、何かを表現したい若者たちにも是非読んでもらいたい一冊
作品が収録されたCDもついて、これで2200円は安いですぜ!


・・・とここで終わればただの宣伝、一銭も俺に金が入ってないのに
メリットだけ書き出すなんて、銭ゲバであるオリがよぉ、オリがゆるさねぇんだよぉ!
確かにこの本はこれまで発表されたFlashやGIFアニメデータベースの金字塔的作品だが
なぜか紹介の最後になって海外の作品もちらほら紹介されている、
紹介したい海外作品も多数あるのは理解できるが、ハッキリ言って蛇足以外の何者でもない
日本のFlash作品に海外作品が影響を受けたケースもあるのは承知の通りだが
それならコラム外参照あたりの扱いでいいし、
なにより謎なのがなんでfat-pie.com等の精神的に不快感を催すような作品まで紹介しているのだろうか?
類稀なるセンスは分かるが、これは知る人が知っていればいい事で、
一般の本でレビューをやることに何のプラス面もない。
hattenやwasabiぐらいならまだ分かるんだけどね・・・
このレビュー中に出てきたFlashはあえてここでは詳しく説明しないので
詳細は本書で確かめてください(結局媚びることにしました、すみません

DATA
著者
ばるぼら
翔泳社:ASIN:4798110515:(2006/7/27)

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by unit-731 | 2006-07-30 19:24 | サブカルチャー
悶絶!!怪ブックフェア
評価

内容評価   ☆☆☆
価値評価   ☆☆☆
技術評価   ☆☆
分かりやすさ ☆☆☆☆

概要
意外だが1998年のムック、編集的に良くない新しさがあるね!
とはいえ、なかなかおもしろい記事もきちんと書いていて
人を食べた佐川さんが書いた記事を前触れ無くのせてたり、
「危ない1号」3巻では編集長もつとめた吉永嘉明さんも薬に関する記事を書いたりしている
その中でも特筆すべきなのは、
データハウス社長の鵜野義嗣さんのインタビューだろう
データハウス立ち上げの際の事情や、立ち上げ後のよもやま話など
ちょっと見、チャランポランな感じに見えても具はいたってしっかりしている

ただ、ターゲットの絞り方がアレな感じで、
ドラックや悪趣味本の特集ムックならまだありな感じがするが、
なんでイかれた健康本の紹介や、
トンデモ超常現象本なんかまで紹介してんのかがわからない
「ドラックも好きで悪趣味にもちょっと興味あるし、あとUFOとか・・・あ、健康にも興味あります!」
なんてやつがいたら、そいつ自体がちょっとした悶絶もんだよ!

とにかく、読者想定がロンパリな本ではあるが、記事はなかなかおもしろいので古本屋にあったら立ち読みしてみてください
え、この本の内容は主にヘンな本紹介?ああ、別にいいよそんなおもしろくねえし!
おまけ、おまけ!


DATA
双葉社:ISBN:4-575-46339-6:(1998/6/20)
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by unit-731 | 2006-07-29 20:36 | 悪趣味
実録 戦後殺人事件帳
評価

内容評価   ☆☆☆☆
価値評価   ☆☆
技術評価   ☆☆☆
分かりやすさ ☆☆☆

概要
読後の感想としては、正直「長い」が挙げられる
活字は細かいし、戦後から始まる事件年表はとにかく長い
四書五経でもあるまいに、もう少し要約しろよといいたくなる
かく言う私も読むのに25年の月日を費やしたぐらいで、
かなり老け込んでしまった

そんなアメリカンジョークはいいとして、
この本、内容的には面白いところがたくさんある
警察から流出した捜査資料を基に、
事件はどうやって解決していくのかを示したコラムや
法医学者とのインタビュー形式の対話など
読者の興味をそそる物が要所要所に光っている、
間に挿入される事件年表も、少々くどい点に目をつぶれば
アクセントとしては最適である

他にも記事としてはおもしろみのある、いい記事が多いのだが
最後の方に記載されている殺人者を五角形のグラフ評価で表した記事は
カードゲームみたいなのでやめてください、おもわず麦茶を噴出しましたよ
ちなみにこの記事で最強、いや、最悪な殺人者は、
連合赤軍リンチ事件で知られる永田洋子や連続婦女暴行犯の大久保清などで、
こうなったら多分、麻原は神のカードなのでしょうな

とりあえずいろんな意味でお腹いっぱいな本、
殺人事件が本当に好きな人は買うべきだが、
火サス辺りが関の山な人は、やめときましょう

DATA
アスペクト:ASIN: 4757200439:(1998/03)
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by unit-731 | 2006-07-22 21:43 | 悪趣味
毒物犯罪カタログ
評価

内容評価   ☆☆☆
価値評価   ☆☆☆
技術評価   ☆☆☆
分かりやすさ ☆☆☆

概要
データハウス好みな特集の一冊、
書名からも分かる通り、この本の中には様々な毒物の詳細と共に
それらが元で発生した事件の事例が載っていて、まさにカタログそのものな作りとなっている
また、本文には毒物の対処法やその毒に関する説明も付属しており
読者を本文にぐっと近づける役割をはたしている
大体メジャーな青酸系のところから広くはフクジュソウまで取り上げているので、
毒物初心者にとってはありがたいかぎり
また、欄外にその毒物に関しての資料や参考文献も記載され、
知的好奇心をくすぐる編集となっている点も評価すべきであろう

ただ残念な点は、
資料をそのままベタベタ貼り付けた感を拭い去れない点にある
やはり読んでいて肩こる部分はライターや編集者の力で何とかするべきだ

ともあれ
手元に一冊置いておき、
推理物に出てくる薬物なんかを調べて人生の貴重な時間を無駄にするのも良いと思う
一応注意しておくが、これはあくまで
犯罪カタログであり毒物作成マニュアルじゃないことを勘違いしないでおきたい、
結論、この本は計画を練るときに
(毒物を)どんな風に使えば効果的かを考察するときに活用しよう!(すんな)

DATA
著者
国民自衛研究会

データハウス:ISBN:4887183291:(1995/6/25)
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by unit-731 | 2006-07-10 21:15 | 暗黒科学
演劇フライヤーコレクション
評価

内容評価   ☆☆☆☆
価値評価   ☆☆☆
技術評価   ☆☆☆☆
分かりやすさ ☆☆☆

概要
皆さんには読んでると、おなかがグルグルいう本はあるだろうか、ない?ああ、そう・・・
ここで終わってもなんなので、もう少し続けるなら
私にはそういう本がある、特に中身が色彩に富んでいるものは間違いなくソレで、例を挙げるならこの本である

この本は新旧問わず集められた演劇のフライヤーが集められている
フライヤーときくと真っ先に揚げ物を思い浮かべるだろうが(俺だけかな)、今回はそのフライヤーではなく、ポスター広告か何かだと思っていただけるといいだろう
本の殆どがカラーできっちり印刷されていて、見ているだけでも相当楽しい本であり
私は生活上でインスピレーションが湧かない時にこれを読んだりしているのだが、けっこう脳にも良い刺激になるように感じる
また、本の最後で一枚一枚のフライヤーについてほんの少し解説を入れたりしているから
フライヤーの良し悪しから劇を調べることも出来て、ちょっとお得だ
また資料性にも富んでいるので、絵の発想などを思いつくのにもちょうど良い
主として美術に関心がある人達(もしくは演劇)にお勧めの一冊、高いけどな

最後に、なんで私がこんなものを持ってるかと疑問に思う人もいるだろうが、
「人は誰しも、短絡的に充実と結びつく部活動生活を送ってきたわけじゃないんだよ!」という事だけを伝えて
この本の紹介に幕を引きたいと思う

DATA
ピエ・ブックス:ISBN: 4894444577:(2005/07/10)

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by unit-731 | 2006-07-06 20:33 | サブカルチャー
怪しいアジアの怪しいニュース
評価

内容評価   ☆☆☆☆☆
価値評価   ☆☆☆
技術評価   ☆☆☆
分かりやすさ ☆☆☆☆☆

概要
私がはじめてクーロン黒沢さんを意識するきっかけとなった一冊、
この本を読む前、私はひどく困憊していた、
そこいら辺の事情は割愛するが、一言で言えばさみしかったのである
そんな時、この本を書店で見つけ、数ページをペラペラとめくったあと
私はレジめがけてこの本を抱えて走っていた、そして、数時間のうちに読みきったあと
体中からダークフォースが沸々と湧き出るのをその時確かに感じたのだ
そんなの思い出が深い本書を今回取り上げてみよう

本書はお三方による共著で、それぞれ三人とも香ばしい皆さんで
そんな三人がタイのB級ニュースを事実と妄想を織り交ぜながら
語る、とてもさわやかな内容となっている
まずタイトル一つからもとてもいい味が出ていて、ちょっと引用するなら
「新聞やテレビがクソまみれに」、「殺人鬼の正体は9歳児」、「超有名僧侶のセックス疑惑」
と、こんな三本立てだったら俺、サザエさん見てもいいな、と思わせる切れ味である
またお三方共に文才がある方達で、読んでいてどこか疾走感のある文章はすばらしいの
一言に尽きる、その中で特筆すべき点なのはクーロン黒沢さんで
今の日本文学に確実に足りない澱んだなにかを文章の中にひめた、
まさに僕らの暗黒面!だてに任○堂から警告を食らっちゃいないぜ!

タイが好きな人も、またB級ニュースが好きな人も必読の一冊
また、悪趣味本の入門書としてもどうぞ

追記
なぜかポッチン下条さんが参加してないけど、どうしたんだろうね

DATA
著者
クーロン黒沢
梅本 善郎
リン外川

出版社: KKベストセラーズ: ISBN: 458430811X : (2005/01)

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by unit-731 | 2006-07-02 20:48 | 文化・風習



Alcatraz Library      -戦慄の暗黒読書ブログ-
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