封印された『電車男』
評価

内容評価   ☆☆☆
価値評価   ☆☆
技術評価   ☆☆☆
分かりやすさ ☆☆☆

概要
一昨年、去年と引き続いた純愛ブームにも、やっと陰りが見え始めた今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?
もはや、誰も世界の中心で愛を叫んだり、
死人が蘇ったりしなくなり、なによりな事である
(そもそも「ゾンビ」「黄泉がえり」、死者が蘇るというコンセプトは一緒なのに、なんでこうも違うのだろう)

そんな中、やはりネット内外で評判が二分した「電車男」という本は、今回の紹介本にも、この度の更新にも、かなり印象深いものであったと思う
昔、パソコン世界の文章を現実世界に持ち込んだりすることは、最大のタブーであったはずなのに
それを堂々とやったばかりか、あまつさえそれがブームになってしまったことは、
当時多くのネットユーザーを震撼させた出来事だったのだ

余談はこれくらいにして本の紹介をしよう
この本はどちらかといえばネット側、特にそのユーザー側に近い位置から書かれていて、
本編では収録されていない、主に負の部分から分析された文章は
「電車男」をただの純愛ストーリーから、真実へと導く重要な鍵を握っている
だれもかれもが一人の主人公を応援したわけではないのを前提として、
オタクから一人の男になるはずのピュアな王子様は
狡猾であり、またずる賢い一人の男であるし、
また、包容力のある年上女性として描かれるヒロインは
結婚適齢期ギリギリの少々ごぶさた感が否めない一人の女である
所詮、「電車男」という本はフィクションとしてしか成立できない本なのだ
罵倒やセックス(に近い)シーンを削ってしまったが故に売れた、「電車男」の化けの皮を、
本という刀で剥いでみるのはいかがだろうか?

著者はあの「封印作品の謎」シリーズを書いてらっしゃる安藤健二さん
さすがといっては妙な感じだが、突っ込みどころをわきまえた文を書いている
あれだけ膨大なlogをもう一度見直すところから始めているところも、あっぱれとしかいいようが無い
ただ、本的には結構ページが少なく、薄い、そのくせ800円もするという、言葉は悪いが少々ボッタな価格設定である、
加えて、当然この本にも参照としてlogが使われているのだが、参照として存在するものをいささか使いすぎの感が否めない、
誰もそれでページを埋めてるなんて口が裂けても言わないが、ブルータスお前もかよ・・・とだけこの場では言っておこう
とりあえず最初は立ち読みで、と思う一冊

DATA
著者
安藤健二
太田出版:ASIN:4872339339:(2005/2/26)

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by unit-731 | 2006-08-02 20:52 | サブカルチャー
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